牛田新町に国宝の不動院があることは以前から知ってはいて、いつか行ってみたいと思っていました。
ゴールデンウィークの終盤、5月5日(この日は結婚記念日でした)に夫と二人で歩いて行ってみることにしました。アストラムラインに乗っていてもその大まかなところは見えていましたが、実際に行ってみると入口の楼門(重要文化財)の両脇に不動明王が据えられていました。そこを通って金堂へ進んで行きます。金堂の中を見ると、何やら古めかしい内装の中に立派な薬師如来座像があり、その後ろのあたりにもたくさんの仏様がみえました。
この金堂の屋根のラインが本当に美しい曲線であり、古人の技術の高さに関心しました。
後に知ったのですが、この金堂は1月1日~3日と5月5日のみ公開されているとのことでした。原爆の災禍を逃れたこのお寺の金堂の中まで、思いつきの散歩で、たまたまみることができたということです。
いいことがおこりそうな予感がします。