下西ブログ「HBMSを修了して」

下西ブログ「HBMSを修了して」

2026/04/14

こんにちは、弁護士の下西です。

この春、県立広島大学経営管理研究科ビジネスリーダーシップ専攻(通称HBMS)を、無事に修了いたしました。2年間、学びの場に送り出してくれた家族や事務所のメンバーに、まずは改めて心から感謝を伝えたいと思います。

振り返れば、入学したのは2年前。40歳を目前に、弁護士になって13年目を迎えた頃でした。
「自分は本当に社会の役に立てているのだろうか」という問いが頭から離れず、頭で考えるだけでなく、ビジネスの力で地域や社会を実際に変えていける存在になりたい。そんな願いを抱いて、大学院の門を叩きました。弁護士になってからの前半7年間は、毎日日付が変わるまで仕事、土日も出勤というがむしゃらな日々でした。30代になり、自分の力だけでは家族すら救えない無力さを痛感する中で、32歳で広島への移住と独立を決意。事務所を経営する中でマネジメントに悩み、「地域に根付いた新しいスタイルとは何か」を自問自答し続けてきた数年間を経て、HBMSでの学びは私にとって「必要であり、必然であり、ベストなタイミング」だったと、今では確信しています。

入学してまず驚いたのは、圧倒的な熱意を持つクラスメイトたちの存在でした。深夜に及ぶグループワーク、事業計画の策定、プレゼン練習、そして熱い議論……。よく飲み、よく語り合い、表面だけではない「裏面」まで知り合える、生涯の友と呼べる仲間に出会えたことは、何にも代えがたい宝物です。広島には、自らの足で活動し続けるかっこいい大人がこんなにもたくさんいるのだと、心から誇りに思いました。

専門職の狭い視点にいた私にとって、経営に関するどの授業も新鮮な驚きに満ちていました。弁護士としての自分を一度「アンラーン」し、経営の第一線を走る仲間や先生方との対話を重ねる日々。人生でこれほど本を読み漁ったのは2回目かもしれません。

特に、自身の問いを形にする「プロジェクト研究」では、指導教授の土本康生先生に、常に山頂を一緒に見据えて伴走していただきました。感謝してもしきれません。

多くの先生方が口を揃えておっしゃっていた言葉があります。「これは卒業ではなく、修了である」
学位授与式は英語で「Commencement」。その語源は「始まり」です。終わりではなく、ようやくスタートラインに立てたのだと噛み締めながら、これからも自分のフィールドで、社会が1ミリでも良くなるように全力を尽くしてまいります。
法人化という大きな決断ができたのも、頼もしい仲間と共に、未来に残せる組織を作りたいと思えたからです。これからも同じ船に乗り、地域のために存在する事務所を築いていきたいと思います。

そして、寂しい思いをさせたかもしれない子どもたち、家庭を支えてくれた妻にも、改めてありがとうを伝えたいです。


最後に、私の好きな言葉を添えて筆をおきます。

努力したものが報われるとは限らない。しかし、成功したものは須く努力している。
“It’s not that everyone who works hard will be rewarded.
But, everyone who hassucceeded has worked hard!!”

これからも精進してまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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